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処遇改善加算の職場環境等要件で重要となる生産性向上~ケアマネ必要コラムvol.10 from みどり通信~

[2024.11.01]

令和7年度から処遇改善加算の職場環境等要件で
重要となる生産性向上、すなわちICT化や業務改善は、
上からの押しつけでは現場サイドでの活用は進みません。

職員が納得して使うことが最前提であり、
職員が使って良かった、仕事が楽になったと実感して、
初めて導入が成功したと言えます。

職員と充分に意見交換をして、
介護現場の課題をアセスメントすることから始めます。

都合のいいところだけ見るのではなく、
今現場が何に苦しんでいるかに正面から向き合うことが大切です。

ICT化だけでは、
入れただけなので価値を生み出しません。
また、介護ロボットや見守り機器だけがICT化ではありません。

ICレコーダーとAIを用いた
自動文字起こし機能と議事録作成機能を使うことで、
書記や議事録の取りまとめの時間が大幅に短縮されます。

バイタル測定器などと
介護記録ソフトを連動することで、
朝のバイタルチェックの記録が自動化されます。
AIを用いた電話代行サービスで対応時間が減ります。

これだけでも、
職員の業務負担が大幅に軽減されるのです。
業務改善は現場目線が無いと難しいのですが、
成果として自分たちの働き方の変化が実感できます。

大事なことは、一気に改革を求めずに、
しっかりと階段を上るようにステップアップすることです。

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