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認知症に負けずに!

認知症を予防するために!

脳は、私たちのほとんどあらゆる活動をコントロールしている司令塔です。それがうまく働かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6ヵ月以上継続)を指します。

認知症を引き起こす病気のうち、もっとも多いのは、脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」と呼ばれる病気です。アルツハイマー病、前頭・側頭型認知症、レビー小体病などがこの「変性疾患」にあたります。

続いて多いのが、脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、その結果その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまう脳血管性認知症です。

デュアルタスクという考え方を用いては

デイサービスでは、認知症を予防するために「デュアルタスク」という手法を用いています。デュアルタスクとは、2つのことを同時にすることを意味しますが、デイサービスでは、運動しながら、脳を使うという方法で、認知症を予防しています。

例えば、計算をしながら、運動をすると、いつもできる運動が、難しく感じたり、簡単な足し算が、すぐに答えられなかったりという経験は、誰にでもあるかもしれません。それは、脳に「計算する」と「運動する」の2つの指令を同時に与えているため、難しく感じるのです。その方法を用いて、認知症を予防しているのです。

また、デイサービス みどりの施設では「おとなの学校メソッド」を導入して、学校形式で楽しみながら認知症緩和・改善をしています。

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